イギリス便り

自由な寛ぎ

自由な寛ぎ

DATE:2008.02.07

イギリスの町中には、さりげなく寛ぎの空間があると
言ってもいいかもしれません。

右の写真は、ロンドンのタワーブリッジを渡って北岸側にある
St. Katharine’s Dockという場所にあるアートに彩られた壁。通る人も、少しばかり足を止めて絵を鑑賞、という光景がよく見られます。

ロンドンの町は、とても忙しく、道行く人も、急ぎ足で
時間がとてつもなく早く流れている中、一息ふとすべてを忘れて、
その絵に見入る時間があると、とてもリラックスできるのは、私だけでしょうか。

イギリスには、ロンドンのような都会の中にも、
大小の芝生からなる公園がたくさんあります。
そのような公園には、気の効いた間隔でベンチがあり、
お天気が良ければ、芝生の上に寝転がっている人、
サンドイッチを広げてくつろいでいる背広姿のサラリーマン、
皆、自由気ままにリラックスしている光景がよく見られます。

イギリス人は寛ぎの空間を作って、それをきちんと利用するのが
とても上手だなといつも感心させられます。
また、日本人にも負けないくらい、緑の木々の匂いを季節毎に楽しみ、
鳥の泣き声に耳をすませ、自然と調和するのがとても好きな
人種だと言うのにも気づかされます。

今年のイギリスの冬(ロンドン及びイギリス南部)は、
例年より寒さが緩やかなようで、つい先日日本から来られた留学生は、
日本の方がずっと寒い!と言われているくらいです。
枯れ木のような枝も、よく見ると、ふっくらとした緑の芽が少しだけ出始め、
春が来る準備をしています。 
また、春がやってくる、そう思うだけで待ち遠しさがいっそう募る一日でした。